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一夢庵風流記 - 隆慶一郎

一夢庵風流記 (新潮文庫)

一夢庵風流記 (新潮文庫)

またもや隆慶一郎であります(笑)。

舞台は戦国時代末期。織田信長に仕え「槍の又左」と呼ばれた前田利家には兄利久がいた。その兄の養子が本作の主人公前田慶次郎(前田利益)である。愛馬・松風との出会い、親友・直江兼続との出会い、朝鮮斥候の任務などを中心に、天下御免の傾奇者として知られた前田慶次郎の活躍を描く。

一夢庵風流記 - Wikipedia

内容は隆慶一郎作品としては普通に歴史小説風、NHKの連続時代劇ドラマ風でした。大きな合戦シーンは長谷堂城撤退戦ぐらいですが、小さな戦いがいっぱいあって面白い。全体的にはあっさり風味なので気楽に読めるかな。

マンガ「花の慶次」の原作ってことはかなり有名、というかこのマンガで有名になったのかな?